山本商会 土木カタログ
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施施工工及及びび取取りり扱扱いい上上のの留意留点意点134UKロードマット5㎜・10㎜社内規格値300以上70以上80以上UKロードマット3㎜測定値社内規格値38037080以上1199815以上12011220以上き裂なし異常なし異常なし①路面を清掃する。送風機、ホウキ、デッキブラシ等でほこり、砂、泥を丁寧に取り除く。①路面を清掃する。送風機、ホウキ、デッキブラシ等でほこり、砂、泥を丁寧に取り除く。②路面を乾燥させる。雨上がり、常時日かげ、早朝等の湿った路面はバーナーで水分を除く。②路面を乾燥させる。雨上がり、常時日かげ、早朝等の湿った路面はバーナーで水分を除く。③路面を暖める。冬季の冷え切った路面はバーナーであぶり、手で触って暖かく感じる程度に暖める。その際、UKロードマットの自着層に直火をあてない。接着力が③路面を暖める。冬季の冷え切った路面はバーナーであぶり、手で触って暖かく感じる程度に暖める。その際、UKロードマットの自着層に直火をあてない。接着力が落ちる。落ちる。④沈下部やポットホールを常温合材等埋めた箇所は一度交通開放する。その間に油分や水分の揮発、穴埋め材料の適度な硬化を促進させ、後日貼り付け作業を行う。④沈下部やポットホールを常温合材等埋めた箇所は一度交通開放する。その間に油分や水分の揮発、穴埋め材料の適度な硬化を促進させ、後日貼り付け作業を行う。⑤段差修正等の目的で施工された各種薄層舗装上の貼り付けは避ける。薄層舗装の損傷により水分が浸潤する場合がある。⑤段差修正等の目的で施工された各種薄層舗装上の貼り付けは避ける。薄層舗装の損傷により水分が浸潤する場合がある。⑥劣化した排水性舗装等で、貼り付け部分全面の骨材が明らかに動いているところでは、強力な自⑥劣化した排水性舗装等で、貼り付け部分全面の骨材が明らかに動いているところでは、強力な自着層が骨材をはがす場合がある。着層が骨材をはがす場合がある。既存舗装面に動揺がないことを確認してから設置する。既存舗装面に動揺がないことを確認してから設置する。⑦亀甲状クラック上に施工する場合は、周囲の舗装健全部を最低10cm含んで貼り付ける。⑦亀甲状クラック上に施工する場合は、周囲の舗装健全部を最低10cm含んで貼り付ける。⑧UKロードマットを重ね貼りする場合は、最低10cmの重ねしろを設け、プレートコンパクター等で⑧UKロードマットを重ね貼りする場合は、最低10cmの重ねしろを設け、プレートコンパクター等でマット同士を密着させる。⑨夏季炎天下に使用前のマットを長時間放置しない。裏面のアスファルト層が粘り、はく離紙がはがれにくくなる。⑨夏季炎天下に使用前のマットを長時間放置しない。裏面のアスファルト層が粘り、はく離紙がこの時、コールドスプレーや冷えたペットボトルなどで裏面のはく離紙を冷やす。はがれにくくなる。この時、コールドスプレーや冷えたペットボトルなどで裏面のはく離紙を冷⑩UKロードマットを小片に切り分ける場合は、裏面の紙の上から大型カッターに油類を付けて切る。やす。マット同士を密着させる。⑩UKロードマットを小片に切り分ける場合は、裏面の紙の上から大型カッターに油類を付けて切る。補修箇所を送風機、箒などで清掃し、埃や砂利を取り除く。路面がぬれている場合は乾燥させてから作業を行う。一辺を合わせて貼り、マットを押さえながら徐々にはく離紙を斜め方向にはがしていく。-15度で、き裂が生じないことか、手押しローラ、タンパ、木槌などでマット表面に満遍なく圧力を加え路面と密着させる。引張強さ(N/cm)伸び率  (%)引裂強さ (N)項 目長手幅長手幅長手幅耐折曲げ性耐アルカリ性耐塩水性測定値13610566694540き裂なし異常なし異常なし代理店名試験方法JIS A 6013に準拠する(改質アスファルトルーフィング)JIS K5600-6-1飽和水酸化カルシウム溶液に15日間、浸せきして異常のないこと3%塩化ナトリウムに15日間、浸せきして異常のないこと飽和水酸化カルシウム溶液に15日間、浸せきして異常のないこと3%塩化ナトリウムに15日間、浸せきして異常のないこと-15度で、き裂が生じないこと宇部興産建材㈱物性証明書より引用路面清掃路面貼付路面貼付位置にマットの角からUKロードマット(5㎜厚)の貼付手順2はく離紙除去マット裏面のはく離紙を四角の角からつまみ上げて、斜め方向にマットと平行に引っ張る。夏季に粘着が強い時は、コールドスプレーや凍らせたペットボトルで冷やす。マット圧着路面貼付後、丁寧に足踏みするUKロードマットの概要UKロードマットは、改質アスファルトシートと合成繊維不織布シートを組み合わせた素材の表面に滑り止めの鉱物質粉粒、裏面に自着層の特殊ゴム化アスファルトを施した路面貼り付け型のマット状材料である。UKロードマット(5㎜厚、10㎜厚)は、線路枕木下のぐり石と下層路盤の境界に設置して、線路・枕木・ぐり石を一体として安定させると共に土壌からの地下水の浸入を防ぐ目的で使用されている強靭な素材を主体とする。UKロードマット(3㎜厚)は、より柔軟性に富む素材を主体とし、通行車両の荷重で時間経過と共に路面にすりついて一体となる。防水性及び下地追従性に優れ、路面損傷の進行を抑えて道路寿命を延長する。UKロードマット主要素材の物性

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