山本商会 土木カタログ
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● 設計図面に基づき、勾配、斜長、施工延長を確認し整地を行なう。● 設計書による法留工が必要な場合はそれを設置する。● 施工範囲にはある草木の根、石などマット損傷の原因となりうる異物は全て除去する。● マット割付図に則った、指標を設置する。● 法尻根入部、天端根入部、上流巻き込み部などの掘削を行なう。● 法面天端部におおよそ1.5m~2.0m間隔でマット懸垂用杭を設置する。● マット上部にある加工されている筒状空隙部に単管パイプを挿入する。● 懸垂杭と単管パイプをレバーブロックなどを用いて固定、緊張する。その際にタテ方向・ヨコ方向の収縮率を充分に考慮し、施工(出来形)に不備が無い様にマットを施工範囲にセットする。● コンクリート又はモルタル注入前にはマットに加工されている注入口を確認し、打ち込み位● マットに注入されるコンクリート又はモルタルは必ず協会推奨配合に基づいた材料とし、● コンクリートポンプ車の選定については、コンクリート注入の場合はピストン式、モルタル● モルタル注入の場合はコンクリートポンプ車先端径4インチから2インチ(テーパー管使用)● 配管が必要な場合は圧送距離を考慮した吐出性能を有するコンクリートポンプ車を手配する。● 注入はマットに予め縫製加工されている筒状の注入口より行うが、法面、底版を含め注入は● 注入はマット施工幅に合わせて偏りが無い様に、均一に仕上がるように留意すること。● 各々のマットのサイズは予め日当たり注入量を考慮した大きさになっていますが、1枚当た● ポンプ圧入によって打設時に発生するブリージング水(汚濁水)は現地環境に影響の無い様● コンクリート又はモルタル打設完了後に表面洗浄を● ブリージング水は注入作業を同時に充分に中和処● 養生は通常の現場打ちコンクリート養生基準に順● 完成後は出来形の検測を行ない設計図書と相違ない参考:汚濁水中和状況参考:出来形検測状況置を決定する。打設前には必ずプラント試験室と打合せを行ない配合が適正か確認を行うこと。注入の場合はスクイーズ式とします。にサイズを落とし且つ、注入には耐圧ゴムホースを使用します。全て傾斜の最下部より行うこと。りの注入は注入材料の均質性や仕上りの不具合を防ぐ為に必ず当日中に完了させること。に充分に中和処理した後に環境放流を行なう。行なう。理を行なった環境放流を行なう。ずる。か確認を行なう。13(1)施工現場の法面整生(2)マット敷設(3)コンクリート圧送及び注入作業(4)仕上げ(5)完成施工順序

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